ジャッキの種類

ジャッキには大型、小型、据え置き型と色々種類がありますが、ジャッキと言えば自動車用のジャッキを思いますよね。大型のジャッキは、建設現場とか工場などで広く使われており、油圧式ジャッキが多いですね。
ジャッキには液体作動式と機械式のものがありそれぞれの種類分けがされています。機械式ジャッキにはねじジャッキとラック駆動ジャッキがあり、ねじジャッキには普通形ねじジャッキと軸受付ねじジャッキ、ラチェット式ねじジャッキに分けられ増す。液体作動式ジャッキには油圧ジャッキがあり、ポンプ一体型とポンプ分離型に分けられます。
ジャッキと言えば、一般手には自動車用の小型ジャッキをすぐ思い浮かべますが、これらの小型ジャッキは一トンから二トンくらいまでが限度で、重量のある大型車などを持ち上げるのはできませんね。
据え置き型のジャッキは価格的にも安価なものが多く、日曜大工用、自動車の整備用に幅広く使われています。据え置き型ジャッキでも3トン位までの重量に耐えられるものもあります。自動車整備工場では移動に便利な車輪つきの油圧ジャッキが多く使われており、レバーを操作してジャッキダウンができ、ハンドル操作でジャッキアップができるものが多いです。

ガレージジャッキとはどんなもの?

ガレージジャッキといえば、クルマを持ち上げるときのジャッキで値段も安いものから高いものまで色々あります。ガレージジャッキも持ち上げるクルマの重量によって選ぶ必要があり、できるだけ余裕のあるジャッキを選びましょう。重量のあるクルマ用のガレージジャッキはアーム部分の長さに気を配りましょう。短いアームだとジャッキポイントが奥にある車は持ち上げにくく苦労します。
車高を常に低くしているクルマの場合、ジャッキが車高にあったものでないと使用できないこともあり、改造していない車でも、もともと車高の低いインプレッサなどはパンクなどでいざジャッキを使うというときに困ることになります。パンク時などでガレージジャッキを自分で使うとききはしっかりうまをかけてから作業をすることが絶対であり、ジャッキアップしたまま作業をすることは非常に危険です。
クルマに詳しい人は車高が低いくるまにガレージジャッキを使用するときのため、スロープを購入するようです。これによってタイヤの高さを調整でき、ガレージジャッキが普通に使えるわけです。標準でも車高が低いクルマが多いので、ガレージジャッキを購入するときは予め車高に合わせてみましょう。

油圧ジャッキを使う

油圧ジャッキは大型のものが多く、操作も簡単で楽なため、重量の少ないものにも多く使われてきています。油圧ジャッキは、パスカルの原理を応用したもんで、細いピストンの動きを太いピストンの動きに連動重いものでも動かせるようにしたもので操作も簡単です。
油圧ジャッキにはポンプ一体型とポンプ分離型があります。油圧ジャッキはねじ式ジャッキに比べ、「疲れない、時間が短縮できる、楽」が特徴で、特に重量のあるものの持ち上げ、移動には油圧ジャッキが欠かせません。重量が少ない車のパンクなどにはねじ式ジャッキで用を足しますが、重量の大きいクルマになると油圧ジャッキが功を奏します。
油圧ジャッキは高層ビルの建設現場、橋梁建設現場、鉄道線路の基礎部分などの重要施設の建設に使われるアンダーピニング工法のほとんどに油圧ジャッキが使われています。現在では油圧ジャッキにはコンピュータやシーケンサーなどの測定機器装置と連携させ、数百台の油圧ジャッキを同時かつ安全に制御することも可能になっています。一点集中方式でジャッキ操作をすることにより、大型建設現場や土木工事現場では操作するオペレーターも少人数にすることができ、経費節減にも役立っているのです。

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